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活動と政策

2018.4.3 (火)

要求届ける議席を―福知山市、大槻候補「自民独占させない」

 福知山市選挙区の府議補選(欠員1)が30日告示され、8日に投票を迎えます。日本共産党の大槻ふみ子候補(67)は、「福知山、府北部の願いを束ねて府政につなぐ」と奮闘しています。

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 選挙戦は、自民党の家元優氏(64)=元綾部市教育部長=と一騎打ちの様相です。
 現在、綾部市以北の府会7議席は自民党と民進系の知事与党が独占しています。「森友」公文書改ざん事件で安倍政権への国民の怒りが広がるもと、大槻候補は「安倍・自民党に府北部の議席を独占させていいのか。自民党政治に審判を下そう。『暮らし、福祉を守れ』『平和を守れ』の声を府政に届ける共産党の議席を」と訴え、支持を広げています。
 大槻候補は18年間、旧大江町議、福知山市議として活動。由良川の氾濫など水害のたびに、被害状況を見て回り被害者から要望を聞き、府・市へ届けてきました。その中で被災世帯への支援制度の拡充、排水ポンプ車の配置などを実現してきました。
 住民からも「水害の時、大槻さんは真っ先に来てくれ心強い」と感謝されています。
 一方で、水害時の対応について、福知山選挙区の現職(自民党)の井上重典府議は3月21日に同市内で開かれた補選決起集会で、「共産党はまっさきにかけつけるが何もできない。我々は、予算をとってからかけつける」と釈明しました。
 大槻候補は主な公約に▽子どもの貧困対策、医療介護の負担軽減、国保料引き下げ、保育・介護士の処遇改善▽最賃1500円▽府独自の個別所得補償制度創設、中小企業支援、観光業振興、有害獣対策強化、伝統産業支援▽由良川改修促進、府管理河川改修、排水ポンプ車の増車と排水設備の整備▽9条改悪を許さない▽米軍射撃訓練中止、米軍レーダー基地撤去―などを掲げています。

(「京都民報」2018年4月1日付より)
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