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活動と政策

2017.4.25 (火)

”買い物できる”住民に笑顔 西京区 成宮府議、河合京都市議ら住民と喜び合う

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洛西NT閉店スーパーの後継店舗が開店 対策求め署名1052人分集める 考える会

 京都市西京区の洛西ニュータウン新林地域で、3月末に閉店したスーパーの後を引き継ぐ新店舗が14日、営業を開始しました。「買い物に困る人をつくらないで」と行政に対策を求める署名運動に取り組んだ住民や、日本共産党の成宮真理子府議、河合ようこ京都市議らが同日、同店舗前で買い物客らと開店を喜びました。
 運動を広げた「住み続けられる新林のまちづくりを考える会」は、3月末までに寄せられた1052人分の署名を西京区長に提出。11日には、新店舗を運営する全日本食品株式会社(全日食)の担当者と懇談し、アンケートに寄せられた声を代弁して、生鮮品や総菜の販売、購入品の宅配など、前店のAコープと同様のサービス提供を要望しました。
 署名を集めた梶田富一さん(83)、弘恵さん(79)夫妻は、オープン早々に足を運び、「”買い物難民”にならずに助かった」「足が悪くなり、遠くまで買い物に出かけるのはつらいしね」と話していました。

貸会場再開も引き続き要望

 バイクに乗って来た女性(78)は、「明日はまた、お花を買いに来る」と声を弾ませ、息子が従業員として雇用継続されたと喜ぶ母親(84)は、「できることでお手伝いしたい」と「考える会」の活動参加を申し出ていました。
 同「会」共同世話人の一人、大重主税さんは、住民の要求が強い貸会場(店舗2階部分)の利用が再開されていない問題について、管理者であるJA京都と、洛西ニュータウン管理公社に対して、「引き続き住民の声を伝え、解決していきたい」と話しています。
 新店舗は「全日食チェーン 洛西大枝店」。全日食は、JA全農と業務提携し、全国に約1800の加盟店があります。

(「京都民報」2017年4月23日付けより)
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