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活動と政策

2016.12.5 (月)

渡辺和俊京都府委員長の発言/衆院京都3区候補発表記者会見より

20161205-3 (左から、鈴木貴之・京都3区本部長、金森とおる・京都3区予定候補、渡辺和俊・党京都府委員長)  日本共産党京都府委員会は、金森亨府書記長(60)を、衆院小選挙区3区候補として決定した。これで、京都の主要政党のなかで、日本共産党が最初に全小選挙区への候補者を擁立することになった。  金森氏は、京都府京丹後市出身。1979年に仏教大学を卒業し、向日が丘養護学校に勤めた後、党専従職員となり、この間党乙訓地区委員長、府書記長などを歴任してきた。現在、長岡京市在住。  安倍政権は、この間のTPPや年金改悪法案、カジノ法案などの強行採決に見られるように、単に「暴走」と言うにとどまらず、「モラル喪失政権」となっており、一刻も早く退陣させなければならない。同時に、そのためには、「本気の野党共闘」が求められる。  「本気の野党共闘」のためには、①野党の共通政策の豊かな発展、②候補者間の本格的な相互推薦・相互支援、③政権問題での前向きの合意が不可欠である。中央段階で4野党の共闘、選挙協力へ協議が開始されたが、まだ「本気の共闘」への合意に至っていない。  このような局面にあって、引き続き野党共闘実現へ党の立場を広い市民に訴えながら、党の躍進をかちとる上で、京都府党にとって最強・最良の候補者を擁立することができた。  3区は、元々1996年総選挙で寺前巌氏が当選した伝統ある選挙区である。伏見区のわが党府会議員2名、市会議員3名は、いずれも自民党と並ぶ第1党である。向日市では、議員定数(20名)に占めるわが党議員(6名)の占有率は全国一の30%である。このように、3区は日本共産党にとって拠点的な選挙区の一つである。  次の総選挙での党京都府委員会の比例得票目標は、30万票である。これを実現すれば、近畿ブロックでの議席を現在の4議席から5議席以上に伸ばすことができる。この地域で、党を代表する書記長を擁立して、必ず30万に見合う得票を勝ちとり、野党共闘を追求するとともに、小選挙区で日本共産党議席を獲得すべく力をつくしたい。 (2016年12月5日の記者会見より)
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