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活動と政策

2016.6.25 (土)

何とも情けない二之湯氏と自民党の「民共」攻撃

 「(社共連立の蜷川)京都府政、そしてその後、本当に共産党の支配下の京都府政になったわけでございます。いわば、社会党はひさしを貸して完全に母屋を乗っ取られた。そういうことはこの京都の政治の歴史でございます。これは、ひるがえって考えますと、今回のあの共産党と民進党の、この共同でのたたかいは、将来の日本の政治の縮図を表しているんじゃないか」。
 公示日の自民党二之湯候補のこの発言には、次のようにコメントしておきましょう。
 ①宴会には一切出ず、出張には握り飯を持参し、「別荘」どころか官舎にも入らず、ずっと古い借家暮らしで通したなど、蜷川虎三京都府知事(1950年~78年)は、自民・公明が支えた舛添知事とは月とスッポンの清廉潔白な知事でした。二之湯氏こそ、500万円超の政党助成金を高価な飲食や贈答品に使った疑惑に答えるべきです。東京都議会の百条委員会設置に反対して疑惑解明を妨害した自・公両党の責任も重大です。
 ②共産党は蜷川知事を与党として支えました。旧社会党は、蜷川府政の6期目・7期目に知事から距離を置き、最後には自分から出て行ったのです。
 ③40年以上前の、今では多くの有権者が知らない話を、自分の都合のよいようにゆがめて、「民進党も同じ運命をたどる」と決めつけるのは、民進党に対して失礼です。
 ④今回の野党の選挙協力は、「安保法制廃止・立憲主義回復」という市民の願いに応えた、大義ある共同です。二之湯候補をはじめとした自民党の「民共」攻撃は、彼らが野党の選挙協力をいかに恐れているかを示しています。
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