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活動と政策

2016.3.17 (木)

戦争法廃止・5野党合意の大義に立ち、3区自主投票で臨む

(2016年3月17日、毎週おこなっている大河原としたか・憲法スピーチでの、渡辺和俊・日本共産党京都府委員長の演説です。) *皆さん。今週の日曜日・20日の午後4時から、日本共産党・志位和夫委員長が京都に参りまして、京都駅タワーホテル前で街頭演説会を開きます。ぜひお出かけください。 *ほぼ1ヵ月前、2月19日に、志位委員長や岡田民主党代表をはじめ5つの野党の党首が集まりまして、たいへん重要な約束事が確認されました。それは、次の4つの点です。 ①安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を共通の目標とする。②安倍政権の打倒をめざす。③国政選挙で現与党およびその補完勢力を少数に追い込む。④国会における対応や国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行う。 野党間でこんな画期的な約束事が成立したのは、初めてのことです。 *さて、4月24日投票の衆議院京都3区補欠選挙で、民主党の泉健太氏が立候補を表明しています。安倍政権の補完勢力である「おおさか維新」などの候補者も立候補を表明しました。この選挙で、日本共産党は候補者を立てず、自主投票とすることを決めました。  それは何より、野党間の4つの約束事を大切にし、「戦争法(安保法制)廃止」「野党は共闘」「安倍政権を倒そう」という国民の皆さんの声にこたえるためです。幸いこの態度決定には、「共産党は大人の対応をした」「あっぱれだ」と評価をいただいています。 *今、北海道5区の衆議院補欠選挙や、熊本、宮城、長野、徳島・高知、沖縄などの参議院1人区では、5つの野党の間で筋の通った政策協定が結ばれ、野党統一候補が実現しています。「筋の通った合意」とは、一つには「戦争法廃止」を公約とすること、もう一つはそのために選挙で協力し合う意思を確認すること。この2つです。全国32の参議院1人区のすべてで政策協定が結ばれて野党統一候補が勝利し、自民党・公明党・おおさか維新を少数に追い込む。今、野党に求められているのは、このことであると確信します。 *全国で「筋の通った合意」にもとづく選挙協力が進んでいるもとで、京都では民主党が「共産党とは共闘しない」という方針を決めました。残念なことです。加えて、民主党から立候補する泉健太氏からは、なかなか「戦争法・安保法制廃止」のハッキリとした態度表明が聞こえてきません。民主党のこの態度では、北海道や宮城のような選挙協力は成り立ちません。しかし、共産党・志位委員長、民主党・岡田代表の間で合意した4項目は、今全国で生きいきとした力を発揮しています。泉さんは、その民主党の公認候補です。  私たちは、これらの事情を踏まえて、自民党・公明党・おおさか維新を国会で少数に追い込み、安倍政権を打倒するために、自主投票を決めました。 *日本共産党を伸ばし、大河原としたか弁護士を参議院に送って、野党共闘をさらに前進させましょう。安倍内閣を倒し、戦争法・安保法制を廃止して、立憲主義と民主主義を取りもどしましょう。皆さんの大きなご支援をお願いします。
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