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活動と政策

2024.1.31 (水)

声明|「政治を変えたい」市民と手をつなぎ、福山市長実現に力を尽くす

2024年1月31日 日本共産党京都府委員会


(一)今回の京都市長選挙は、「激しく競り合う」「横一線」と、メディアも報じる情勢のもと、終盤を迎えました。これは、4人の候補のなかで唯一「政治資金パーティー」と無縁で、また、福祉を削った門川「行財政改革」の転換を唯一明快に公約している福山候補の政策を知った市民が動き始めた結果です。  「京都で勝って、カネの力で政治を歪める自民党政治を終わらせよう」と、全国からの期待の声と支援も、日に日に強まっています。選挙戦終盤にあたり、「何としても勝利を」と、田村智子新委員長も、就任後最初の大型地方選挙への遊説として、応援に入りました。日本共産党は、「暮らしをよくしたい」「政治を変えたい」と願う広い市民の皆さんと力を合わせ、勝利へ全力をあげます。

(一)この局面で、現職後継陣営は、「共産党」の名をあげた福山陣営への攻撃を開始しました。
 「つなぐ京都2024」運営本部は、昨日、現職後継陣営の攻撃について、「まじめな政策論争をする姿勢」を欠くとともに、福山陣営の分断を狙うものであり、「つなぐ京都2024に集う私たち全員にかけられた攻撃」と批判する声明を発表しました。
 日本共産党はこの声明に賛同します。有権者の皆さんが、候補者の人物と政策を基準に選択され、一票を行使されることを、呼びかけます。

(一) この際、政治と選挙について、私たちの基本的立場を明らかにするものです。
 政治を担う主体は国民・市民であり、市民が主体的に政治に参画してこそ民主主義です。民主主義下の選挙は、政治参画の重要な舞台です。京都の首長選挙で、私たちは、「政党の組み合わせ先にありき」ではなく、広い市民が立場の違いを超えて主体的に選挙戦に参画できる確認団体をそのつど発展させることに尽力してきました。その到達点が、「つなぐ京都2024」であり、その先頭に立ってきたのが、福山和人氏です。福山陣営では、多くの市民の皆さんが政党支持の違いを超え、手弁当で選挙戦に取り組んでいます。
 この共同の輪の中にあって、日本共産党は京都市会第二党として、政治論戦や対市要求運動で先頭に立って頑張ることを自らの責務と自覚し、努力してきました。かつて府知事が「絵に描いた餅」と言って背を向けた「子どもの医療費助成制度」を、長年の市民の運動と共産党の議会論戦で前進させてきたのが、その好事例です。

(一)現職後継陣営が持ち出す攻撃は、いずれも事実にも道理にも反するものです。
「共産党は何でも反対」と現職後継陣営は非難します。事実は、市議会に市民の皆さんが繰り返し出された子どもの医療費助成拡充を求める請願に賛成して、実現へ粘り強く取り組んできたのが共産党であり、請願に反対してきたのが、自民・公明など現職与党です。大山崎町で、学校給食無償化の町長提案に賛成したのが共産党であり、反対したのが公明党や自民党です。
現職後継陣営は、蜷川府政を「共産府政」と決めつけ、「道路が遅れた」「経済が停滞した」と攻撃します。事実は、共産党と社会党、一部保守会派が蜷川与党で、京都府医師会なども蜷川府政を支持しました。京都縦貫道建設を決めたのも、田中角栄元首相も評価した長田野工業団地をつくったのも、蜷川府政です。50年近くも使い古された論難を繰り返すのは、現職後継陣営の政策的破たんを物語るものです。
 自民党は「共産党に推されている候補者が災害への自衛隊派遣に正しい判断ができるはずがない」と言いますが、住民の命と安全を守ることが使命の市長が必要に応じて自衛隊派遣を要請するのは当たり前であり、言うに事欠いた筋違いの論難です。
公明党は、先の共産党大会をとらえて「異論を許さぬ体質が露呈」と攻撃します。彼らは、大会前は「外から異論が見えない」「閉鎖的」と攻撃しました。異論も自由に発言し、率直で厳しい批判的討論も全日程をマスコミ公開のもとで行ったのが、先の党大会です。それでもなお同じ攻撃を重ねるのは、「為にする攻撃」と言うのではないでしょうか。
4年前の市長選でも、現職陣営は「共産党の市長は『NO』」という新聞全面広告を出して、市民の顰蹙を買いました。広告に賛同したかのように無断で名前を連ねられた日本画家の千住博さん、放送作家の小山薫堂さんなどが抗議され、門川陣営は謝罪に追い込まれました。このこと自体、反共攻撃の道理の無さを証明したものです。

(一)現職後継陣営の今回の反共攻撃は、選挙に参画する市民と日本共産党の共同を分断するものであり、カネの力で政治を歪める自らの悪政を覆い隠し、市民の切実な願いを押さえ込む企みであると言わなければなりません。
 日本共産党は、「つなぐ京都2024」に結集された皆さんと力を合わせて、福山市長実現に力をつくすことを、あらためて表明します。

以 上

【PDF】声明|2024年1月31日
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