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活動と政策

2023.9.23 (土)

「民主市政の会」地域団体会議での渡辺委員長のあいさつ大要

9月22日に開催された「民主市政の会」地域団体会議での、渡辺和俊府委員長のあいさつ(大要)を紹介します。


=====以下、大要=====

日本共産党は、市民のみなさんと力をあわせ、 福山市長実現に全力をつくす

■みんなが待ち望んだ意中の人が、立ってくれました。福山和人さんの決断を心から歓迎し、今度こそ勝利へ、みなさんとともに力を尽くす決意を、まず最初に申し上げます。
■前回市長選挙で、福山陣営の大攻勢に恐れをなした「オール与党」勢力が、反共全面広告=「大切な京都に共産党の市長はNO!」を京都新聞に出しました。千住博さんなど著名人の名前を無断使用した、謀略性の強いものでした。これに対して、「排除の論理は怖い」「現職として情けない」などの声と多額の募金が全国から寄せられ、福山陣営は「大切な京都だから全ての市民の声を聞く市長に『YES』」と銘打つ新聞前面広告で反撃しました。
 勝利できませんでしたが、私は、このときに、広範な市民が共同して政治を変えようと立ちあがっているのに対して、「共産党」のレッテルを貼りさえすれば何とかなるという反共主義、「オール与党」体制は破たんの道を歩み始めたと確信しました。
■今、その通りの事態になっているのではないでしょうか。
 驚くのは自民党です。現職府会議員が、なんと、「市政の停滞は、自民党の責任」と言って出馬表明しました。ならば、これまで自民党を支持してきた方、京都の経済を良くしたい、京都の景観や歴史を守りたいと願う広い保守のみなさんに、「今度は福山さんで市政の停滞を打開しよう」と呼びかけましょう。この春、立憲民主党の多くの市議候補は「相乗りからの脱却」と訴えて、選挙をたたかっていました。ならば、自らの政策を支持してくれるならウェルカムと福山さんは言っているのですから、今からでも遅くはありません。「相乗り」はもうやめて、一緒に市政転換へ力を合わせようではありませんか。候補者擁立をめざしている維新ですが、この間急速にその本質がわかりやすくなっているのではないでしょうか?予定通りの開催も危ぶまれる「大阪万博」に、約束を破って湯水のように税金をつぎ込む、古い自民党政治と変わらない政治姿勢。政党助成金の横流しや、国会議員秘書と市会議員の兼業で税金の二重取りなど不祥事の連続は、「身を切る改革」どころか、自らの「身を太らせる」金権体質。維新に「改革」の幻想を見ていた人々にも、「本当の市政改革は福山さんと共に」と訴えていこうではありませんか。
■「子育て日本一」を標榜しながら「財政難」を理由に保育所への補助を削り、中学校給食はやっと調査費がついたばかり。ホテルラッシュによる地価高騰と子育て施策の貧困で、人口流出は止まらない。高さ規制緩和や、北陸新幹線地下延伸計画など相変わらずの大型公共事業によるムダと環境破壊をこれ以上許すわけにはいきません。頓挫しつつある府立大へのアリーナ誘致をめぐり、この期に及んで「京都市内に」と発言した門川市長に、府幹部が「節操がなさ過ぎる」と批判。まさに「府・市協調」の看板が完全に色あせる事態です。これら、いずれをとっても、「オール与党」市政と市民の新たな矛盾が広がり、「北山エリア構想」の大幅見直しなど、「市民が声をあげれば政治が動く」経験をしてきたのがこの4年間でした。福山市長誕生の新たな条件が生まれています。
■政党の組み合わせで事が決まるのではありません。市政を動かし、市政を変えるのは一人ひとりの市民です。日本共産党は市民の皆さんと力を合わせ、福山市長実現に全力をつくす決意です。


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