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京の名水探訪

08年7月14日(月)掲載

15、三千院の「金色水」

 大原三千院は季節ごとに趣が一変する。秋の紅葉、冬の雪景色は格別だが、梅雨時・初夏のあじさいと苔の輝きは私のお薦めである。そんな中で一年中ほとんど表情を変えず、観光客を迎えてくれているのが、弁天池にしたたり落ちる「金色水」である。


 三千院の「金色水」は、「福寿延命」の水として有名で、訪れた観光客の多くはこの水に手をぬらし、「福寿延命」を祈願するという。水は一年中枯れることはなく、夏は冷たく汗ばんだ体には気持ちいいが、冬は手に触れるには少し冷た過ぎるかも?



 「金色水」が流れ落ちる裏側から弁天池を見ると、そのむこうに「宸殿」が美しく浮かび上がって見える。少し目を左に向けると、美しい苔の中にかわいい「わらべ地蔵」が横たわっていて、その周りには観光客がカメラを構えて群がっている…三千院でよく見る光景である。


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