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京の名水探訪

08年2月26日(火)掲載

6、伏見の「御香水」

 伏見は酒どころとして有名です。おいしい酒造りの地には必ずおいしい水があるといわれているように、この伏見の地も豊かな名水が数多く湧く地です。かつて「伏水」と書かれた地名からもそのことが裏づけられています。

 伏見の代表的な名水のひとつが御香宮にあります。今から1100年前、平安時代の貞観4年に境内から湧き出した水はよい香りが漂い、水を飲むと病気が治ったという。この奇跡から神社には「御香宮」との名前がつけられ、この水は「御香水」とよばれるようになりました。

 この井戸は明治時代に環境の変化により一度涸れましたが、昭和57年の春に復元されました。御香水は、歴史と由緒があり地場産業である酒造りと結びつきが深く、水量も豊富で保存管理がよいことから、環境省「名水百選」に認定されています。

 この名水もやはり、平日であってもポリタンクやペットボトルを手にした市民の足が途絶えることはありませんでした。本堂をぐるりと回ってみると、裏手にはまだ少し早い白梅が花を咲かせ始めています。2月も後半…春はもうそこまでやってきています。(和)

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