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JCP KYOTO EYEs ~チャンネル「情勢・論点」

2019.4.1 (月)

「自民党支持」の人が地域を守る共産党を応援

前川

 
 今回の選挙では、「自民党支持」の方々から、「安倍さんはアカン」「地域のために一生懸命がんばる共産党の〇〇に投票する」という嬉しい反応が少なくありません。
 “草の根保守”とも言うべき人々が従来、地域を守り、支えてこられました。ところがいま、小学校跡地をホテル建設用地に提供したり、民泊やゲストハウスの激増で地価が高騰し、住民はますます住みづらくなって、“草の根保守”の努力が台無しにされかねない事態です。自民・公明中心の京都府・市政がやってきたことは、まさに多国籍企業が活動しやすい日本にするために、地方・地域を“改変”する安倍「地方創生」の先取りにほかなりません。
 今、共産党の議員や候補者、地域組織は、消防団の一員として地域の安全を守る、景観破壊のマンションやホテル建設に周辺住民とともに反対の声を上げて議会で追及する、「何でも民営化」の自公政治に抗して、自治体の公的責任を果たさせる。そのような“保守”の願いに応えて頑張っています。
 8年前まで自民党員だった前川光大山崎町長は、前町政の保育園民営化に反対し、共産党と共同して「公立保育所を守る」公約を掲げ、昨年秋に当選。大山崎町では待機児童がゼロです。前川さんは、今回の選挙で長岡京市・乙訓群区(定数2)に立候補した日本共産党の武山彩子候補の演説会で、次のように支援を呼びかけました(写真)。
 「2人の現職(府会)議員がおられるが、府政の動向を知らせてくることもない。同じような議員が2人も必要ない。たけやま彩子さんに風通しの良い府政をつくってもらいたい」。
 “保守”の願いを共産党が代表し、地域“改変”の企みを自公を中心とする京都府・市政が推進する。この対決構図が、「自民党支持」の人々が共産党を応援する理由ではないでしょうか。
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