倉林明子さん、堂々の初質問

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 10月7日、はじめて国会へ行ってきました。
 倉林さんが粘り強く働きかけて、開催された参議院経済産業委員会の傍聴です。
 京都から石村さんや上条さん、地元、中京の女性支部長さんなど7人が参加。
 まずびっくりしたのが、傍聴に入るときには筆記具とチリ紙くらいしか持てないこと。

 空港みたいな金属探知機を通って、荷物はロッカーへ。
 委員会室の中に入るので、議員の表情もすべて見えます。
 すごいカメラが並んでいてバシャバシャ・・・何事かと見ると、東電廣瀬社長と原子力規制委員会田中委員長らが着席。
 正直に言うと倉林さんの質問を聞きに行ったのだけれど、他党の質問を聞いてみて、あらためてその党の本質がよくわかりました。
 お追従質問やら自問自答やら。政府に何を迫りたいのかがちっともわからない。メモもとらずに私語をしている。出たり入ったり。
 でも、倉林さんが「どういう事故だったのか、忘れてはならない」と福島の人々の現状を語りだすと、その場の空気がピリッと変わりました。
「まず、どれだけの放射能を出したのか」の質問に「事故当時2万兆ベクレル、現在は毎時1千万ベクレル。海洋には7100兆ベクレル、現在は1日200億ベクレル。」そして「世界最悪の海洋汚染」と認めさせました。
 さらに「福島原発の社員は1300人だったものが現在1000人に減っている。ところが柏崎原発の社員は1300人のまま。汚染水問題は最優先課題といいながら、原発再稼動のための人員を優先しているではないか」
 なるほど!そういうことかと納得しました。
 委員長が「時間がきました」といっても、大きな声で言うべきことを言って質問を終わったあたり、新人のなせる業ではありません。取材に来ていた記者から「即戦力ですね」という声が寄せられたそうです。
 井上さん、こくたさん、吉良さん、塩川さんらも傍聴しておられて、そのこともとてもうれしいことでした。
 委員会後、倉林さんの部屋でコーヒーを飲みながら懇談会。
 とてもとても、すてきな1日でした。

――A――

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