若者憲法集会に行ってきました。

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若者憲法集会に行ってきました。


6月14日東京で開かれた若者憲法集会に行ってきました。集会には全国から1300人の青年が集まり、その後のデモにはSEALDsの呼びかけもあり3500人が参加しました。


京都からも36人の青年がバスツアーで参加しました。夜行バスはやっぱり疲れます。しかし!その疲労感もふっとばすほどの充実でした。


午前中は分科会に参加。僕は、全部で8個あるうちの、「多様な性と人権、憲法」の分科会に参加してきました。


講師は弁護士の永野靖さん。LGBTなどの性的マイノリティーが今の日本で社会的国家的にどう差別されているのか、そもそも"多様な性"とはどういうことかなど、非常に分かりやすく話していただきました。同性婚が日本では認められていないので、それによってパートナーであるにも関わらず、本来保障はずのたくさんの権利が受けられないことを学びました。渋谷区でできたパートナーシップ条例も「婚姻」になるわけではなく、国家的な権利は保障されません。しかし、公的な場で性的マイノリティーのパートナーシップを認めたことに大きな意味があるということが分かりました。マイノリティーの人たちはなかなかカミングアウト出来ないこともほとんどで社会的になかなか認知されません。それを国家や公的な機関が差別するのではなく、むしろ多様性を認め合える社会へ積極的な役割を果たす重要性を感じました。


分科会の最後には、昨年の衆議院選挙で初当選した、池内さおり参議院議員がきて話してくれました。池内さんは国会の初質問で性的マイノリティーの問題で質問し注目を浴びました、池内さん自身、小さい時から「女の子らしくしなさい」という社会的な圧力に違和感を持ち、どんな性であっても自分が自分らしく生きていきたいという思いが出発点になり今の国会議員としての活動があると話してくれました。


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午後からの全体会では、元自衛官レンジャー部隊の井筒さんと国際人権NGOヒューマンライツナウの伊藤さんが講演してくれました。井筒さんの話は自衛隊がいかに閉鎖的でその中でいじめなども起こりやすい状況にある。そして、今の戦争法案で自衛隊員の中に広がる不安を話してくれました。実際に自衛隊で活動していた人の話だけに非常にリアルで説得力のある話でした。「安倍さんは海外で自衛隊が攻撃されたら逃げるというが、逃げる部隊は狙われて全滅する。安倍さんは最悪の最高司令官だ。」との話が印象的でした。伊藤さんの話も人権を守る立場から戦争を考えさせられるお話でした。


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集会後のデモにも参加したかったのですが、その日のうちに京都に変えるために、デモには参加せずに帰京。。残念。。


安倍政権の戦争法案を絶対に阻止するために全力で頑張ろうと決意を深めた一日になりました。

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