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丸・竹・夷

(571)「悪臭芬芬」

○A-「僕は君が好きだ」・・・名古屋で顔をあわせ。
○B-「きれいに分かれようということになりました」・・・大阪にもどってメールで。
○A-「さびしいよ」・・・東京で周辺にもらす。

 下手な「3流恋愛小説」の一節ではありません。日本維新の会・分裂騒動のなかでの会話です。
 新聞に報道されている内容です。
 Aは、石原慎太郎氏、Bは橋下徹氏、いずれも日本維新の会の共同代表です。一時的に国民をあざむくことはできても、長続きしない―「賞味期限」のきれた日本維新の会の凋落ぶりをまたまた示した一コマといえるでしょう。「悪評芬芬」というより「悪臭芬芬」という方がかみあっているのかなあと思いました。
 この「別れ話」に弾みをつけた会合が、5月24日、ほかならぬ京都でおこなわれました。メンバーは、橋下氏とともに、結いの党・江田憲司代表。そして、民主党・前原誠司氏です。この会合では「『〝自主憲法制定〟の文言は野党結集の障害になる』との見方で一致した。石原氏の外堀は埋まっていった」(「朝日」5/29付)と報道されています。
 笑ってしまいます。橋下氏とともに、前原氏が現在の憲法を忌み嫌い、繰り返し罵ってきたこと広く知られているところです。
 「現行憲法の第9条は・・・のびきってゆるゆるになった『ゴムバンド』のようなもの・・・我々が政権を担えば、改憲論がより活発に論じられるようになることは間違いありません」。
  これは雑誌『諸君』2003年9月号での前原氏の発言です。前原氏の経歴の一つには、新憲法制定議員連盟の副会長という肩書きもあります。
 日本維新の会の分裂と新たな野党再編の動きも、国民から見放された人たちの醜悪な姿をよく示しています。
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