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丸・竹・夷

(590)「ポチ」が「番犬」になるのか

 8月18日のことでした。この時期、自民党は例年、各種の研修会や講演会などをおこなっています。その一つでの発言です。自民党のあるグループの代表、現職大臣であり、元自民党総裁でもあります。
 「自民党がみなポチになっている、という議論が正しいとは思わない」「最後はまとまるのが政権の基本条件だ」。そう報道されています。
 秘密保護法や集団的自衛権行使容認問題などで、自民党の国会議員などの中からは、まともな批判の声はほとんどきかれませんでした。そんな中、元自民党幹事長の古賀誠さんの「自民党はいまやみんなポチになっている」との直言はたいへん的を射たものでした。
 紹介した発言は「反論」というより、自ら「ポチ」であることの表明のように受け取れました。
 それから2週間後。この人は、安倍総理の要請に応えて、自民党幹事長に就任です。経済情勢の悪化と国民の批判の高まりのなか、消費税10%増税の推進役として党内のとりまとめ役を期待されているようです。秘密保護法や集団的自衛権の問題などを通じて、これまでの「リベラル派」というレッテルは、すでにはがれています。
 いまや安倍政権をささえる「大番頭」・・・「番犬」といってもいいかもしれません・・・そんな役割をはたそうというのでしょうか。
 8月18日の発言は、自らへの政権中枢からの心配・懸念を払拭し、「安倍政権をささえますよ」「ご心配なく」とのメッセージだったのでないか。「杉下右京」流にいえば、「それですべてがつながります」。
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