寒さの急な到来のなか、気がつけば、鴨川沿いも色づいています。府内各地も「紅葉」に入ります。京都市内でも府内各地でも微妙に時期が異なります。そんな時、一番の「紅葉博士」はタクシードライバーの人たちではないでしょうか。先日も事務所(丸太町新町)から左京区の病院に向かう際、短い時間でしたが、ひとしきり「解説」がありました。実に見事です。
川端通りから今出川通りにはいったところで、「ところで景気は」「悪いなりに一応底にはきているのですか」と話をむけました。ドライバーの方からでてきた言葉は「もう底かなと思っていたら、実は地下1階、地下2階がありました」と笑えない話になりました。「構造改革」「規制緩和」路線の爪跡がここにもあられています。
「貧困の背景は明らかです。決して自己責任に帰せられるようなものではありません」「一握りの大企業が多くの富を独占し、大部分の国民はその恩恵にはほとんど浴することができないでいること」「この大企業の横暴を規制せず、反対に手助けしてきた政治のありかたからきていることは明らかです」。その通りです。11月11日、2014年4月の京都府知事選への出馬を表明された尾崎望医師の「決意」のなかの一節です。
ほんとうにいい人が決意して下さったと思います。ベトナムでの医療活動の経験のせいでしょうか。国民から「ホーおじさん」と親しまれたベトナムの「建国の父」・ホーチミン大統領の雰囲気ににたところがあります。
もう一つ嬉しい話があります。尾崎さんが訴えられる11月19日の集いに、第1びわこ学園の元園長の高谷清さんが登場されるとのことです。「この人が推す人なら」と思います。びわこ学園には10年ほど、2ヵ月に1~2回程度通いました。検査の時など、相談にのってもらっていたのが、高谷さんでした。物腰静かでそれでいて骨のある方だと感じました。ずいぶんお世話になりました。園長をおりられた後も精力的に活動され、出版された「岩波新書」の本にもずいぶん感心させられました。
11月19日の集いがおこなわれる「みやこめっせ」周辺はまさに「紅葉」。「紅葉の秋」から「底冷えの冬」、そして「桜舞う春」へ―4年に1度の京都を揺るがす、全国注目の「京都府知事選の季節」です。












