グループが存在していたのはほんの10年間。グループが事実上解散してからすでに43年。グループの中心であったジョン・レノン(John Lennon)が凶弾に倒れてからでも33年がたっています。
この数日、71才となったポール・マッカートニー(Paul McCartney)の日本公演が、連日、新聞各紙に大きく報道されています。
この2人が生まれたのは、1940年、42年です。マルクス、エンゲルスが生まれてから約120年後です。マルクス、エンゲルスの思想と理論は、「妖怪が徘徊」するかのように、その後の世界に大きな影響をあたえてきました。性格は異なりますが、ビートルズ(BEATLES)は1960年代以降、20世紀から21世紀にわたって、いまなお多くの人々の心をとらえています。
「過去千年間でもっとも偉大な思想家は誰だと思うか」とのイギリスのアンケート調査(国営放BBC)で、ダントツの第1位はマルクス、2位はアインシュタイン、3位はニュートン、4位はダーウィンでした。設問をかえて「影響をうけた音楽家」という問いなら、おそらく、ビートルズがクラシックの大作曲家と肩をならべたのではないでしょうか。
「受験戦争」という言葉が生まれた高校時代、音楽をききながらの「ながら族」という言葉が誕生したのもこの頃だと思います。耳元には常にビートルズの曲が流れていました。大学紛争の時期には、会議の準備や学習は、もっぱらビートルズの曲を流している喫茶店でした。卒業・就職、その後党の勤務員になってからも、ビートルズの曲だけを流す「専門店」をみつけ、2~3ヵ月に一度はそこに通っていました。
この間の原発ゼロの運動のなかで、グループ解散後のジョン・レノンのオリジナル曲「イマジン」が広がったのも嬉しいことです。この「イマジン」や、60年代末の「へイ・ジュード」、「サムシング」、「レット・イット・ビー」などはいつ聞いてもほんとうに「名曲」だと思います。府委員会の勤務員のKさんは大のクラシックファン。車を選ぶ第1の基準は車内の音響だというほどです。その車にクラシックの名曲とともにビートルズの曲をアレンジしたCDがおいてあるのも、その音楽性ならばこそでしょう。
同時に、体が反応するのは、60年代前半の「ラブ・ミー・ドゥ」「プリーズ・プリーズ・ミー」「抱きしめたい」「キャント・バイ・ミー・ラブ」「アイー・フィール・ファイン」「ヘルプ」などです。高校時代の体感が、いまだに体と心に染みついているからだと思います。
60年代から70年代にかけて、日本共産党は大きな躍進の流れをつくりだしました。「第1の躍進の時期」と言っています。そしていま、参議院選挙の躍進を力に「第3の躍進」の流れを切開こうとよびかけています。来年1月には党大会が予定されています。テレビに流れた曲をききながら、党と自らの歩みを振り返るひとときになりました。












