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丸・竹・夷

(535)「笑い話」ではありません。

第1話ー「秘密は守ろう」 → 「何が秘密なの」 → 「それは秘密」。
第2話ー「あなた、心配しないで。秘密は守るから」 → 「心配なんかしてないよ。君の考えていることは盗聴させてもらっているから、全部わかっているよ」


 「笑い話」ではありません。いま問題になっている「秘密保護法案」のことです。国民には何が秘密か知らされず、自分が接した情報が「特定機密」かどうかわからないまま処罰されます。政府は「原発やTPPは対象外」といいますが、法文上は除外される保障はありません。
 この法律制定の最大理由は「アメリカとの情報共有」のために「秘密の保護」体制をとる必要があるというものです。ところがいま、ドイツのメルケル首相の電話をアメリカが長期にわたって盗聴してことが明らかになり、大問題になっています。盗聴の事実を認めざるをえなくなったオバマ大統領。言い訳に窮して「私が知っていたら、ただちに止めていた」と釈明しましたが、どうもこれもウソ。最新のドイツ紙の報道では数年前からオバマ大統領も知っていたと暴露されています。
 問題だらけの「秘密保護法案」。マスコミもあいついで社説で反対声明。10/24付「京都」―「民主政治の根幹を揺るがしてはならない」。10/26付「毎日」―「国会は審議でその危険な本質を明らかにし、廃案にすべきだ」。同「朝日」―「与党が数の力を頼みに、問題だらけの法案を成立させることに強く反対」。当然の主張です。
 世論もこの法案の危険性を感じています。10/28付「京都」の世論調査結果では法案反対は50・6%で賛成の35・9%を大きくうわまわっています。今国会の成立には「慎重に審議すべきだ」と82・7%の人が賛成していません。
 「笑い話」のような、矛盾だらけの法案は、国民からは「一笑に付」されるべきもの―断固反対、廃案以外に道はありません。
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