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丸・竹・夷

(525)「したり顔」と「想像力」

 本当に驚きました。いま開会中の府議会での知事や府幹部の発言です。沖縄でヘリコプター事故があいつぎ、また、滋賀での日米合同演習へのオスプレイの参加にたいする不安が広がるなかでのことです。
 この問題をただした質問に、山田知事は「交通事故は平成24年1年で京都で12371件も起こっている。車が走れば、統計的に交通事故は起こる可能性はある」と「したり顔」で言ってのけました。5ケタの交通事故件数をスラスラ述べたことにも明らかなように、山田知事は「これをいってやろうと」と準備をして答弁に臨んだのでしょう。「したり顔」。辞書を引けば「得意そうな顔」とあります。まさに得意げに答弁をおこなったのでしょう。
 しかし、この人には、例えば、この発言を、日々不安にさらされながら生活を強いられている沖縄の人たちが聞いたらどう思うのか、といった「想像力」はこれっぽっちもないのでしょうか。
 「知事が知事なら」ということでしょう。知事発言に続いて、委員会では総務部長から次のような答弁がとびだしました。「一般的にオスプレイがとんでいるだけで危ないという代物ではないので、通常の飛行をする分には危険があるものではないと思っている」「仮に京都府内において(オスプレイの)訓練など行うにふさわしいところがあれば、これを受け入れることも考えなければならない」。
 「ええ加減にしいや」「もう、黙ってられへん」。これが京都人の普通の感情ではないでしょうか。
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