京都では、府知事選挙とあわせて、府会補欠選挙が3つの選挙区でおこなわれます。そこで大きな話題になっているのが、民主党の候補者擁立問題です。
すでに、京都市北区と城陽市の2つの選挙区では不出馬・不戦敗が事実上確定。焦点となっているのは、宇治・久世選挙区です。
なぜ、問題になっているのか。それは、宇治・久世選挙区は、民主党の現職が、宇治市長選に出馬・当選したことにともなう補欠選挙だからです。出して当然の選挙区。しかも、この選挙区は、山井和則衆院議員・前京都府連会長の地元で民主党の党勢の大きなところです。
候補者擁立に難航、2月11日におこなわれた民主党府連大会では、「なぜ立てないのか」と紛糾しました。直前の南丹市議選で公認の現職が落選しているからなおさらです。
また、最近の報道(「朝日」2/27付)では、前原誠司衆院議員が1月18日におこなわれた京都府連の常任幹事会で「無理に立てなくてもいいんじゃないか」と発言したと報じられています。
この報道ではさらに「民主が強い宇治で擁立できないとなれば、統一選の他の選挙区での擁立が危うくなる」との幹部の懸念の声も紹介しています。
最終的にどうなるか、断定できませんが、「自共対決」の政治構図が本格化するなかでの、民主党の凋落を象徴的に示す出来事です。この話にはさらに「落ち」があります。候補者擁立に難航していることを問われたある民主党議員。あえてその人の「名誉」のために、名前はさけますが、返ってきた言葉は冒頭に示した「いま、民主党の名前で誰がでてくれますか」の一言でした。
「何ともはや」「とほほ」ですが、同時にきわめて「的を射た回答」のようにも思います。











