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情勢と争点

西京区史上初の府会・市会3名全員当選を

西京区史上初の府会・市会3名全員当選を

(京都市西京区の境谷小・川岡小での個人演説会より)
2015.4.6 日本共産党京都府委員長 渡辺和俊

▽みなさん、こんばんは。日本共産党府委員長の渡辺です。成宮さん、河合さん、由良さん、西京で3人の党議員誕生のチャンスです。残る一週間の奮闘で必ず押し上げてください。よろしくお願いします。

▽昨日、沖縄の翁長知事と菅官房長官の会談がありました。溜飲を下げたのは私だけではないと思います。
 「沖縄県民は今日まで、自ら基地を提供したことはない。沖縄戦後、強制収容されたものだ」「自ら奪って県民に苦しみを与えておいて、普天間基地の危険性除去のために沖縄が負担しろ、(辺野古以外に)おまえたち代替案を持っているのかという話をすること自体、政治の堕落だ」「(菅官房長官の)『粛々』と(基地建設を進めると)いう言葉には脅かされない。上から目線で『粛々』という言葉を使うほど、県民の心が離れて、怒りは増幅していくでしょう」。
 堂々とした言葉でした。溜飲を下げるだけではだめです。今度の選挙で日本共産党を伸ばして、それこそ「粛々と」民意を踏みにじり、暴走する安倍自公政権に、沖縄にも京都丹後にも米軍基地は要らない、この厳しい審判を下そうではありませんか。

▽今、「戦争する国」ノー・「共産党に安倍さんの暴走を止めてほしい」。毎日毎日、府民のみなさんのこの切実な声に接します。
 「息子は、いろいろな免許が取れるからと自衛隊に入ったが、スーダンなど海外にも派遣され、これまで2回遺書を書かされた。安倍さんは本気で戦争をしようとしていて、怖い」(山科区)。「前原さんを応援し、後援会に入っているけれど、今回は自民党の憲法を変える動きがひどすぎるので、共産党に入れる」(左京区)。「自民党に好き放題させておいたらアカン。私らでも自衛隊が地球の裏側まで言って戦争するようになることくらいわかる」(西京区・河合地域)「安倍さんはおかしいと思っていた。アメリカ言いなりだ。今度の選挙は考えて投票する」(西京区・由良地域)「公明党は、『平和の党』とか『福祉の党』という立党の精神を忘れている。今は共産党を応援している」(精華町)。

▽今、公明党の竹内衆議院議員・府連会長は、演説会のたびに、「共産党に抗議したい。戦争する国になるなどデマ」と声を張りあげています。
 しかし、みなさん。「戦争への危険」と批判しているのは共産党だけではありません。
 3月29日、TBSの番組「時事放談」で、野中広務元官房長官は、「(戦争で)亡くなった人に申し訳ない。本当に戦後70年は何だったんだと。悔しくて悔しくて、夜も寝られない」と言いました。古賀元自民党幹事長も、「自民党の先生方、なんで黙っているんだ。ここで声を出さなければ、日本の平和はどうなっていくのか」と批判しました。
 竹内氏は、野中さんや古賀さんにも「デマだ」と抗議したらどうか。竹内氏と言えば、1年前には、集団的自衛権行使は「先人の努力を台無しにしてしまう」と、2014年5月31日の朝日新聞で苦言を呈していたのです。ところが、その舌の根も乾かぬ1ヵ月後に、集団的自衛権行使容認の閣議決定(7月1日)を押し通したのが自民党であり、公明党です。

▽自民党と公明党は、この選挙が終わったら、「戦争立法」へ突っ走ろうとしています。 それにとどまりません。安倍首相は、憲法9条を変えて、自衛隊を「わが軍」に変えることに執念を持ち、来年の参院選挙の後には、改憲のための国民投票をやりたいと公言しています。
 4月4日付の朝日新聞に「官邸、改憲へ維新に期待」「大坂維新、首相との蜜月強調」という記事が出ました。
 これによると、1月14日のテレビ番組で、安倍首相は、橋下維新が進める「大阪都構想」に理解を示しました。そして、こう言いました。「維新の党が憲法改正に積極的に取り組んでいることに敬意を表したい。維新や他党にも賛成してもらえればありがたい」。
 橋下大阪市長が、翌日即座に言いました。「(安倍さんの発言は)うれしくてしょうがない」「(改憲のために)できることは何でもしたい」「大阪都構想は改憲の予行演習だ」。

▽みなさん。日本共産党は、戦前、命がけで侵略戦争に反対した伝統を持つ反戦平和の筋金入りの党です。2006年に第一次安倍政権ができととき、平和憲法を守れと願う広い国民と、立場の違い超え、「9条の会」を全国津々浦々につくるために力を尽くしました。その結果、「9条守れ」の声は、圧倒的世論となりました。沖縄の基地問題では、民主党政権も自民党政権も辺野古への基地建設を推進してきたもとで、一貫して「普天間基地閉鎖」「オスプレイ配備反対」「辺野古への新基地建設ノー」という「オール沖縄」の声と連帯してがっばってきたのが日本共産党です。
 日本共産党を伸ばし、戦争への道を突き進む自民党・公明党・維新の党に厳しい審判を下そう。西京の3人全員当選で、「戦争立法」ノー・憲法9条を守れ、沖縄と京丹後への基地押しつけ反対。この民意が生きる政治を実現しようではありませんか。

▽安倍政権の暴走は、「戦争立法」の問題、憲法の問題にとどまりません。
 昨日から2日間、日本共産党福島県議団長の神山悦子さんが、「何としても高浜原発再稼働を止めてほしい」と、京都に応援に入っています。福島原発事故で、12万人の県民が未だに避難生活を強いられています。うち子どもの避難は、24800人だそうです。震災関連死は1888人。うち自殺者は63人という悲惨な実態です。
 福島の事故は、全く収束していません。高浜原発30キロ圏内には、12万8千人の京都府民が暮らしています。重大事故が起これば、府民の安全が脅かされるのに、山田知事と自民・公明・民主・維新の「オール与党」は、再稼働をあっさり認めてしまいました。
 福島原発以降、毎週金曜日の関電京都支店前での抗議行動(キンカン行動)など、府内全域で「原発ゼロ」「放射能から子どもを守ろう」と市民の運動が広がりました。この運動と力を合わせて頑張ってきたのが、日本共産党です。日本共産党の躍進、西京の3名全員当選で、「原発ゼロ」の声が生きる政治に転換しようではありませんか。
 暮らしや福祉はどうか? 安倍自公政権は2015年度予算案で、史上最高・5兆円を超える軍事費を計上し、一方で、社会保障の予算を3900億円も削減しようとしています。
 民主党政権の最後に、自民党・公明党・民主党の「増税三兄弟」が、消費税を8%に、そして10%にあげることを決めました。それが、社会保障の財源どころか、ふくれあがる軍事費の財源となり、社会保障は逆に削られているではありませんか。
 こんなときにこそ、住民の暮らし・福祉を守る地方自治体の役割が重要です。日本共産党府会議員団・京都市会議員団は、住民の請願をことごとく否決してきた「オール与党」の妨害をはねのけて、みなさんの運動と力を合わせ、子どもの医療費助成制度を拡充し、今回初めて京都市の国民健康保険料引き下げを実現しました。

▽みなさん。「戦争立法」と憲法の問題、原発、暮らしと福祉の重要な争点で、クッキリ、ハッキリ「自共対決」、「オール与党」対共産党の対決構図の選挙です。
 ここに、「与党でも野党でもない」と主張する政党=京都党が出ています。そもそも、この4年間で門川市長の提案に99.3%賛成してきて、「与党でも野党でもない」とはよく言えたものだと思います。
 同時に、驚いたのは、3月26日・27日の「京都新聞」全候補者アンケートです。「憲法改正の必要はあるか?」の問いに対して、京都党の候補は、全員「必要はある」の答えです。「原発再稼働」については、京都党の半分の候補が、「どちらとも言えない」との答えで、「再稼働反対」を言えません。こんな党が伸びても、「戦争立法」と改憲で暴走する安倍政権、原発再稼働を進める安倍政権や山田京都府政を助けるだけです。

▽西京の府会・市会には、日本共産党の3人以外に10人の候補者が出ています。私は、一人一人がどんな人物なのか、詳しくは知りません。
 しかし、言えることはただ一つ。どんな人物であろうと、自民党・公明党・維新の党の候補者への一票は、戦争と改憲への一票。民主党や京都党では、「戦争立法」と改憲、原発再稼働、社会保障削減への暴走を止めることはできないということです。
 平和と暮らしの問題で、安倍政権の暴走を止めたいと願う人は、こぞって反戦・平和の党、日本共産党へ。暮らしと安全を守るために、住民の運動とともに汗を流す日本共産党へ。このことを、西京はもとより、京都中のお知り合いに広げてほしいのです。

▽安倍政権は、「女性の活躍」と宣伝しますが、今回の選挙で、全国の全立候補者に占める女性の割合は、日本共産党が46%(府県議・政令市議合計)でダントツです。自民党は、最低の3.6%(府県議)です。西京区では、日本共産党は3人の女性トリオ。まさに、本当の意味での「女性の活躍」で、男性も女性も暮らしやすく働きやすい、平和な政治に転換しようではありませんか。
 今度こそ、成宮さん・河合さん・由良さんで、府会とともに市会複数当選、1976年に西京区が右京区から分区して40年、史上初めての府・市3名完全勝利、歴史的快挙を必ず成し遂げようではありませんか。

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