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情勢と争点

維新の党の本質示した豊田府議発言。それでも民主と協力する?

 19日、維新の党の豊田貴志府議が、府議会で、「『テロ政党』とも評される共産党をストップさせるべく、戦いを挑ませていただきます」と、日本共産党を中傷しました。この暴言の削除と謝罪を本人に求めることで各会派が一致し、20日午後の本会議で、議長が「議会の品位と公党の名誉を傷つけるもの」と厳重注意して、関連発言を削除する考えを示しました。本人は、いまだに謝罪していません。
 豊田議員は、これまでも、府議会の場で、君が代を歌わない教員に対して、「思想犯」(2013年10月)、「非国民」(2014年2月)と攻撃するなど、暴言を重ねてきました。
 「思想犯」「非国民」とは、戦前の特高警察が、共産党員はもとより、自由主義者、宗教者などを、死刑をふくむ重刑をもって弾圧して、「国体」(天皇中心の体制)を守り、侵略戦争を推進するために用いた言葉です。橋下大阪市長が市職員に対して行った「思想調査」には、中央労働委員会が「不当労働行為」と認定して橋下氏は職員組合に謝罪しました。また、裁判でも「違法」との判決が下されました。憲法違反の「思想調査」を平気で強行し、自らと意見の違うものには「思想犯」と攻撃する。維新の党という政党の、時代錯誤、戦前回帰の本質と役割を示すものです。
 問題となった19日の一般質問で、豊田府議は、民主党に対しても、「無能で亡国的な民主党」と決めつけた石原慎太郎氏の言を引用して、「自己中心的な方々が多すぎます」とこきおろしました。
 京都では、今、いっせい地方選挙に向け、維新の党と民主党が、いくつかの選挙区でお互いの候補者が競合しないよう"棲み分け"る選挙協力が進んでいます。京都の民主党は、維新の党からここまで言われて、なお票欲しさに野合するのでしょうか?
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