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京都府知事選挙・府議補選等の結果について

声明                                 
京都府知事選挙・府議補選等の結果について

2014年4月7日  日本共産党京都府委員会

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 4月6日投票の京都府知事選挙において、「府政転換 世直し京都府民ネットワーク」(「世直し府民ネット」)とともに日本共産党が推薦した尾崎望候補は、215,744票(得票率31.0%)を獲得しましたが、残念ながら勝利できませんでした。

 3期12年の現職を相手に、尾崎候補は短期間の活動で追い上げ、よく健闘しました。
 あらためて、ご支持いただいた府民のみなさんにお礼申し上げるとともに、全国からいただいたご支援にも感謝申し上げます。また、「世直し府民ネット」に結集された広範な団体・個人のみなさんのご奮闘に、心から敬意を表するものです。

  今回の選挙は、安倍政権が、国政の焦点で国民多数の声に逆らって暴走するもとでのたたかいでした。とりわけ、17年ぶりの消費税増税直後の選挙となり、国政・府政を問わず、増税と社会保障改悪を許すのか、尾崎さんが掲げた「何よりも府民生活」の政治に転換するのかが問われた選挙でした。尾崎陣営は、府民給与がこの15年間で全国平均を大きく上回る125万円も激減するなど、最悪の事態に陥った京都経済の現状を告発し、これを打開する対案を示しました。また、安倍政権が解釈改憲による集団的自衛権行使や原発再稼働を企むもとで、近畿初となる京丹後の米軍レーダー基地反対、若狭原発再稼働反対を掲げ、府民に争点を提示して、堂々とたたかいました。
  現職陣営は、争点の浮上を避け、組織固めで逃げ切る選挙に終始しました。また、京都経済を悪化させた自民党型政治への批判と政治不信をを恐れ、最終盤、「敵は消費税と低投票率」と危機感を煽りました。このこと自体、尾崎陣営の府政批判と転換の政策がもつ力を示すものでした。

  知事選挙と同時執行の京都市北区、宇治・久世、城陽の府議補欠選挙(定数1)は、民主党と維新の会が候補者を擁立できず、いずれも「自共対決」選挙となり、わが党公認候補は当選に至らなかったものの、有権者のみなさんの支持を伸ばして善戦・健闘しました。このことは、知事選の現職陣営が〝自民党主導〟の選挙となったこととあわせ、府民のみなさんの願いを受けとめ、共同して、国政でも府政でも自民党の悪政とたたかえる政党は日本共産党しかないことを、あらためて示しました。

  また、南丹市長選挙、与謝野町長選挙でも、わが党推薦候補は奮戦しましたが、当選には至りませんでした。定数16(前回より2減)で現有3議席維持をめざした与謝野町議選では全員当選を果たし、定数10(前回より2減)で1議席から2議席への複数議席をめざした井手町議選では、新人候補が惜敗し、現有議席維持にとどまりました。

  知事選挙で前回より得票数・率を後退させたこと、投票率が大きく後退し、「無党派」の人々の尾崎候補への支持が、マスコミ調査によると4割弱にとどまったことなど、今後、ともにたたかったみなさんのご意見もお聞きしながら、総括を深めます。
 日本共産党としては、昨年の参院選で躍進し、選挙区でも倉林さんの勝利をかちとったことも力に奮闘しました。同時に、この間「参院選の躍進は実力以上の結果」との認識に立って、党の実力づくりに努力してきましたが、前回より後退した党勢でこの選挙に臨まざるを得ませんでした。
 今回の選挙で日本共産党が果たした政治的役割に誇りと確信をもつとともに、「暮らしをよくしたい」「政治を変えたい」「安倍政権の暴走を止めたい」、そのために「共産党にもっとがんばってほしい」という府民のみなさんの期待にこたえきれなかったことは、残念です。

 今後、府民のみなさんとの共同をさらに広げ、尾崎候補が選挙戦で掲げた公約を実現し、党の実力をつけて、みなさんのご期待にこたえることができるよう、力をつくします。
  府民のみなさんのいっそうのご支援を、よろしくお願いします。
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