• 活動
  • 政策・提言・見解
  • 集会・行事
  • 議員と事務所
  • 入党・購読
  • お問合せ
入党・購読

戦争法案阻止へ、空前の国民的たたかいを

平和と民主主義を守り、日本の希望ある未来を開くために、あなたの入党を心からよびかけます

2015年夏 日本共産党京都府委員会

 安倍政権は、七月十五日の衆議院安保特別委員会、十六日の衆議院本会議で戦争法案を強行採決しました。国民の五割以上が「憲法違反」と批判の声をあげ、八割が「政府は納得のいく説明をしていない」という法案を、数の暴力で強行することは、憲法九条に反するだけでなく、国民主権の大原則に反する歴史的暴挙です。絶対に許すことはできません。
 政府・与党による強行採決は、国民の怒りの火に油を注ぎ、反撃のたたかいは空前の広がりをみせています。内閣支持率は急降下し、不支持は五割前後に急増しています。政府・与党が戦争法案を成立させるには、参議院でふたたび強行採決するか、衆議院での「3分の2」以上での強行再議決が必要です。国民的運動を広げにひろげ、圧倒的世論で安倍政権を追い詰め、採決不能の立往生に追い込むならば、戦争法案阻止は可能です。

 衆議院での論戦を通じて、戦争法案が憲法9条を破壊し、「海外で戦争する国」に道を開く、最悪の違憲立法であることがはっきりしました。戦争法案は、①アフガニスタン戦争、イラク戦争のようなアメリカがおこなう戦争に、自衛隊が「戦闘地域」までいって軍事行動である兵たんをおこなう、②形式上は停戦合意があっても戦乱が続く地域での治安活動に自衛隊が派兵され、「殺し殺される」戦闘に参加する、③集団的自衛権を行使し、アメリカとともに海外での武力行使に乗り出す、という3つの問題のどれをとっても憲法違反です。憲法違反の戦争法案は、撤回・廃案にするしかありません。
 「戦前のように戦争への道を歩むのではないか」と多くの人々が不安を募らせています。若い世代が、「いま行動しなければ後悔する。絶対に止める」と国会前をはじめ全国でデモに立ち上がり、空前の規模で行動が広がっています。女性たちが、「ママはあのとき頑張って戦争を止めたと子どもたちに言いたい」と立ち上がっています。「あの戦争体験を絶対に繰り返したくない」と年配の世代の方々が、若い人たちと肩を組み、行動しています。多くの学者・研究者・法曹界・文化人が声をあげ行動を広げています。戦後70年間につちかわれてきた平和と民主主義を求める日本国民の巨大なエネルギーが、全国津々浦々であふれるように発揮されています。
 追いつめられているのは安倍政権です。たたかいはこれからです。国民のエネルギーに自信をもち、憲法違反の戦争法案廃案へ、戦後最悪の安倍政権打倒へ、ご一緒に国民的たたかいを広げようではありませんか。

 日本共産党は、七月十五日に党創立93周年の記念日を迎えました。国民の苦難軽減を立党の精神として生まれた党は、あの戦争と暗黒の時代に、侵略戦争に反対し、国民主権の日本を築くことを命がけで主張してたたかいぬきました。日本共産党が掲げた平和と国民主権の旗は、戦後、日本国憲法に書きこまれました。
 戦後も、アメリカいいなり、大企業の利益最優先という自民党政治に正面から対決し、「国民が主人公」の新しい日本へ、民主的な改革の展望をもって、草の根で国民とともに歩んできました。「社会は変わるし変えられる」「社会を変える主人公は国民」というのが、日本共産党のゆるぐことのない信念です。
 日本共産党は、戦争法案、沖縄の新基地建設、原発再稼働をはじめ、あらゆる分野で安倍政権の暴走とたたかい、思想・信条の違いを超え、国民の願いにそくした一致点にもとづく共闘――「一点共闘」を発展させるために、ときには縁の下の力持ちになって、努力をつくしてきました。
 一昨年の東京都議選と参議院選挙、昨年の総選挙、今年のいっせい地方選挙では、連続的な躍進をかちとることができました。この躍進した力によって、十一年ぶりの党首討論に復帰し、戦争法案とのたたかいでもこれまでよりも長い質問時間を確保して、安倍政権を追及することができました。
 どうかこの党の力をさらに大きくさせてください。平和と民主主義と日本の未来のために、強く大きな日本共産党を築かせてください。
 一人ひとりの力は小さくとも、職場、地域、学園で、草の根で活動する日本共産党の力を強く大きくすることが、新しい時代をひらく国民の共同をつくりだす決定的な力になります。
 「戦争か、平和か」――戦後最大の歴史的岐路にあるいま、主権者である国民一人ひとりが、どう声をあげ、たたかい、生きるのかが問われています。「戦争する国」づくりを絶対に許さず、悪政に苦しめられるすべての人びととの連帯・共同の実現にむかって、あなたの力を役立てる、そのために、あなたが日本共産党の一員となって、生きがいある人生を歩まれることを心から訴えます。

日本共産党に入党するには

18歳以上の日本国民で、綱領と規約を認める人は、党員になることができます。「入党申込書」に記入し、お知り合いの党員2人の推薦をうけ、入党費300円とともに、申し込んでください。

2015年3月 掲載

  • 「戦争法」廃止を求める
  • ブラックバイトに要注意!働き方アンケート実施中!
  • 新事務所建設募金のお願い
  • 2015いっせい地方選挙
  • 2014総選挙特集