都に棲む野鳥

06年8月 9日(水)掲載

御苑の「アオバズク」[]

 御所の西側に位置する梅林、桃林は人も野鳥も草花も一年を通して豊かです。その中央の巨木に向かって、カメラを抱えた人や双眼鏡を手にした人たちがありました。

 木上をじっとみあげ、じっくりと眼を移していく先にアオバズクの姿をとらえました。かなりの感動がありました。御苑のなかでアオバズクが子育てしている話は、よく耳にしましたが、観たのは今回が初めてです。

 カメラに収めるのは、さらに大変でした。何日間か通い詰めるなかで、やっとチャンスにめぐまれ、見事シャッターを切れたときもまた感動でした。子どもの可愛らしいしぐさ、親の凛々しい姿。自分としてはかなりのベストショットと内心思っています。

 アオバズクは、フクロウ目、フクロウ科で留鳥です。最も人里近くに棲むフクロウです。夜行性でホッホッとペアで鳴き合います。コガネ虫やガなど大型の虫を食べ、コウモリや小鳥もつかまえるとのこと。秋に越冬地の東南アジアに渡り、青葉の頃に帰って来るのでこの名がついたとのことです。(かわ・たつ)

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