2009年2月26日
9人の集団申告が情勢を動かす…違法な派遣切り許すなと労働局へ
日産系自動車部品製造会社「ジャトコ」京都工場(京都市右京区)で働く派遣社員9人が24日、「同じ業務で3年以上も派遣で働き続けた。直接雇用しないまま解雇したのは違法だ」として、京都労働局に対し集団で申告をおこない、ジャトコに直接雇用を勧告するよう求めました。
労働者派遣法では、制限期間の3年を超えて派遣労働を受け入れる場合、労働者に直接雇用を申し込まなければなりません。9人は期間制限をこえて働かされていたことから、同法に基づいて正社員に直接雇用させるよう求めたものです。
この問題では2月4日、日本共産党志位和夫委員長が国会質問で、「偽装請負も派遣期間に通算する」などの答弁を引き出し、その違法性を政府も認めたところから、全国的に過去にさかのぼっての集団申告の動きが広がっているものです。京都でははじめての集団申告となり注目を集めています。
この申告に対し、京都労働局側は「よく状況を調査し検討する」「詳細な聞き取りをしたい」など答え、担当監督官による労働組合への聞き取りなども予定されています。
違法な「派遣切り」を許さず、直接雇用を求めるたたかいは、泣き寝入りから、申告制度を活用しての新たなたたかいへ…9人の勇気ある集団申告が、いま情勢を動かしつつあります。
