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JCP KYOTO EYEs ~チャンネル「情勢・論点」

2019.2.2 (土)

2.1京都大演説会での渡辺和俊府委員長の訴え

   「市民+共産党」が京都の政治を動かす力
   自民党を追い抜いて日本共産党を第一党に
                                                    2019年2月1日 日本共産党京都府委員長 渡辺和俊
 
 市民の運動が政治を動かしている
 
 日本共産党京都府委員長の渡辺です。本日はたくさんのご参加、ありがとうございます。
 この一年、市民の皆さんと日本共産党が力を合わせ、政治を動かしてきました。
 「放射能から子どもの命を守ろう」「原発は廃炉に」と、府内各地で粘り強い運動が取り組まれてきました。福島の原発事故以降、毎週金曜日、関西電力京都支店前の「キンカン行動」は300数十回に達しました。安倍内閣の原発輸出の企みが、破たんしました。市民の運動の成果であります。
 2015年9月19日、安倍内閣が戦争法を強行しました。京都では、これまでの労働運動や平和運動のいきさつを乗り越え、毎月19日に市役所前集会とデモが続けられてきました。京都では、全国の先陣を切って、「安倍9条改憲No! 3000万署名」の運動に力をつくしてきました。安倍内閣は、去年の臨時国会への自民党改憲案提出を断念しました。これも、皆さん、市民の運動の成果ではないでしょうか。
  今、浜矩子同志社大学教授や三嶋亭5代目当主の三嶌太郎さんが名を連ねて、「消費税10%ストップ京都1万人アピール運動」が熱心に取り組まれています。安倍内閣の参与まで務めた藤井聡京都大学教授が「しんぶん赤旗」や京都民報に登場して「消費増税断固反対」の論陣を張るなど、市民の運動が安倍内閣を追い詰めています。
 「2兆円の北陸新幹線より子どもの医療費無料化を」、「観光公害をもたらす違法民泊は許さない」と、市民の運動が府内各地で数千・数万の署名を集め、自治体を動かしてきました。
 
 日本共産党躍進と市民の共同がつくりだした京都の新しい政治の流れ
 
 市民の運動の現場でともに行動し、知事とその与党が拒絶しても粘り強く議会で取り上げ、切実な願い実現に力をつくしてきたのが、日本共産党です。
 「市民と日本共産党の共同」。これが大きく実ったのが、去年春の知事選挙でした。本当にたくさんの市民の方々が、自らのたたかいとして、私たちと一緒に知事選挙に取り組みました。その結果、福山和人弁護士が、「オール与党」の候補者に肉薄し、この40年で最高の44.1%の支持を得ました。京都市内ではこれを上回る46.5%、半数近い市民の支持を得ました。去年10月の大山崎町長選挙では、同じく「オール与党」候補との対決に打ち勝って、ついに住民本位の新しい町政が誕生しました。
 これら一連の選挙で示された市民の声。それは、「住民のいのちと暮らしを守る本来の地方自治体を」という声、また「安倍政治はもうゴメン」という声でした。そしてまた、「野党は、国でも京都でも市民との共同に力をつくせ」という声ではなかったでしょうか?
 6年前、皆さんの大きなご支援で、15年ぶりに定数2の参議院京都選挙区で倉林明子さんが当選し、全国でも日本共産党が躍進しました。このことが、安倍政権と対決して野党が団結する力になりました。4年前の統一地方選挙では、わが党が、京都府議会では11議席から14議席へ、京都市議会では14議席から18議席へ、議席を伸ばしました。このことが市民の皆さんと日本共産党が共同する大きな力になって、去年の知事選挙に始まる、京都の政治の新しい流れをつくりしたのではないでしょうか。
 
 大激戦を勝ち抜いて、倉林勝利、府会は過去最高15議席以上、
 京都市会は自民党を追い抜いて「第一党」に。ぜひお力をお貸しください
 
 ご参加の皆さん。京都の政治を動かす力。それは、「市民+共産党」です。
 参院選では、比例代表で過去最高の30万票・25%、「第一党」の支持を広げていただき、倉林明子さんの再選をかちとらせてください。府議会では現有14から過去最高の15議席以上へ、京都市議会では、いま共産党が18議席、自民党が19議席です。これを逆転して「第一党」に押し上げてください。
 とはいえ、選挙情勢には激しく、厳しいものがあります。前回2015年の統一地方選挙では、直前にたたかわれた総選挙で日本共産党が躍進し、京都では約19万4千票の支持を得ました。しかし、一昨年の総選挙での得票は、約15万票です。これが出発点です。決して甘くありません。しかし、日本共産党が伸びてこそ、安倍政権を倒せます。日本共産党が伸びてこそ、時代遅れの「相乗り」政治、「オール与党」政治を乗り越えることができます。
 告示まであと8週間。選挙戦はすでに本番です。本日の演説会を転機に、告示を待つまでもなく、今月中には選挙勝利に必要なすべての仕事をやり遂げたいと考えています。
 日本共産党に入党して、ともにたたかってください。「しんぶん赤旗」や京都民報をお読みいただき、力を貸してください。皆さんのお力添えを心からお願いし、私の訴えとさせていただきます。演説会②
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