06年7月11日(火)掲載
元気になった文化のつどい! 京都文化後援会06年度総会開かれる[イベント]
7月1日左京区の国際交流会館において、京都文化後援会06年度の総会が開かれました。
総会には分野別単位後援会代表や個人会員約40名が出席、開会あいさつで代表世話人の藤沢薫氏が「若い人たちとの会話で、大人たちはなぜ戦争に反対しなかったのかと問われ、最後まで反対した人たちは少なかったけど、気がついたときにはもう遅かった、戦争への準備が着々と進められている今、声を上げなければならない重大な時期です」と訴えられました。
総選挙、知事選を含むこの1年半の活動では街頭宣伝、電話作戦、文化政策びらの作成配布などの活動や、民主町政訪問バスツアーや府民まつりへの出店、文化の集いなど多彩な取り組みが報告されました。これらの経験は今後の力となって蓄積され、継続発展させていくことが確認されました。
来年の参議院京都選挙区の候補者、京都芸大美術学部出身の成宮まり子さんがかけつけ、文化にかかわる人たちが「社会に敏感な表現者」として大いに活躍してほしいと激励、「私が当選すれば文化大臣として働きます」と元気になる挨拶をされました。
総会後、会場いっぱいの80名余の参加者により、緑まぶしい東山を背景に、戸田夫妻のフルートとマリンバのデュオで、ピアソラの「タンゴの歴史」美空ひばりの「りんご追分」などこころ休まる演奏があり、記念講演では、ジャーナリストの伊藤千尋氏が「世界は元気、外から見た日本国憲法」と題して、軍隊をもたない憲法を持つコスタリカの話、国家予算の3分の1を占める軍事費のすべてを教育予算に振り向け、兵士の人数分の教師を育て、すべての軍事施設を教育施設に変えた。憲法は為政者を監視し、国民の生活を守るためのものという考えを徹底し、小学生でも違憲訴訟が起こせる民主政治が実現されている。日本は憲法を十分に活用していない、もっと憲法を使おうと話されました。
「東山の緑を背景に音楽と講演で少し豊かな気持ちにさせてもらった一日でした。しかし背後に忍び寄る戦争への足音に油断ならない」という感想が印象的でした。(中根・浅郷)