戦後60年いのちの証/無言館「遺された絵画」展[イベント]
戦没画学生慰霊美術館「無言館」(長野県上田市)はそうした学生たちが遺した作品と遺品を集めて、平成9年に会館した美術館です。
父母の慈しみ、妻や兄弟姉妹の愛情、友との絆、郷里の山河の記憶---、無言館には絵を描く情熱と戦争に赴く覚悟のはざまで、ひたむきな生を完結して死を受け入れるまでの限られた時間が、凝縮して刻まれています。
京都で開かれる展覧会には、58人137点が出品されています。いのちとひきかえに遺された作品、いわば彼らの「いのちの証」との対話を通じて、今ひとたびの生と死、戦争と平和に思いをいたし、生きるということのかけがえなさを、しばし佇んで見つめ直す機会にしたいとおもいます。(文化博物館発行パンフレットより)