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活動と政策

2018.3.22 (木)

京都府知事選挙告示日第一声での渡辺委員長の訴え

市役所前にお集まりの皆さん。いよいよ知事選挙が始まりました。
告示日を迎え、候補者対決の構図がクッキリ浮かびあがったのではないでしょうか?
 相手陣営の一番のキャッチフレーズは「中央との太いパイプ」です。「中央」って何です?あの安倍政権です!相手陣営はしきりに「国政と地方政治は別」と言い訳をします。しかし、国政と地方政治が分かちがたく結びついている象徴的な争点の一つが、原発問題でしょう?府民の暮らしと安全を守るべき知事が、原発問題でどんな態度を取るかは、地方政治の重大争点です。福山和人さんの公約は、「再稼働反対」「京都府として廃炉を求める方向に舵を切る」。極めて鮮明です。一方、相手候補は「再稼働を事実上容認」(朝日3.18付)です。従来の山田知事の立場からさえ後退しているではありませんか。
 国会では、嬉しくも頼もしい流れが生まれています。立憲民主党が提案した「原発ゼロ基本法案」に共産党・自由党・社民党が賛同し、共同提案しました。福山和人さんが知事になれば、この原発ゼロの流れ、野党共闘の流れを決定的に強めることになるでしょう。
今政治に問われているのは、あれこれの政策の是非にとどまりません。公平であるべき行政が改ざんした文書で、1年にわたり国権の最高機関たる国会と主権者たる国民を欺き続けた。今起こっていることは安倍政権による憲法違反そのものです。これを、「独裁」と言わずして何というのでしょうか!こんな時に「中央との太いパイプ」?とんでもありません。
 福山和人さんは、大飯原発差し止め訴訟にとりくみ、憲法を大切に府民の暮らしや権利を守るために心血を注いできた弁護士です。福山さんは「憲法を守り生かすことを府政の基本にすえる」と明言しています。福山さんが勝てば、憲法違反の「アベ政治」ノー、独裁は許さない、この声を全国にとどろかせ、京都府政に憲法の精神を根づかせる知事になることは間違いありません。その一票を京都府民はもっています。
 素晴らしい候補者を得ました。今日は、様々の分野で活動される広範な市民運動のリーダーの方々がこの第一声街頭演説会を企画されました。人の輪も広がりました。政党の力関係だけでは、勝てません。広い府民の皆さんと「民主府政の会」、政党が心一つに力を合わせ、それぞれに力を出し切り、すべての府民に福山さんの政策・公約を広げに広げてこそ、勝利を切りひらくことができます。ご一緒にがんばりましょう!
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