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活動と政策

2016.6.14 (火)

今は昔・・・“2つの嘆き”

 共産党にとって、少し前までの選挙は、頑張っても頑張ってもなかなか勝てませんでした。その当時よく出た声は、「マスコミが(共産党のことを)書いてくれんからなあ」と、もう一つは「小選挙区制では勝てないなあ」という、2つの“嘆き”でした。
 今、新聞が共産党のことを書かない日はほとんどありません。なぜか?それは、共産党国会議員が14名(2012年)から現在32名に増えて発言力が増したことに加え、日々進展する野党共闘のなかで、日本共産党が重要な役割を果たしているからです。
 前々回(2012年)の総選挙で、自民党は27.6%(比例)の得票率しかありませんでしたが、小選挙区と合わせて61.3%の議席を取りました。この“小選挙区マジック”のうまみを知っている自民党だからこそ、参院選1人区での野党共闘に恐れをなし、安倍首相は今、毎日のように野党共闘を攻撃しています。
 非民主的な小選挙区制は、いずれ比例代表中心の民主的な制度に変えるべきですが、今は現状の制度のもとで勝つしかありません。参院選で野党が勝ち、共産党が躍進して、次の総選挙で野党協力がさらに進めば、オセロゲームのように、小選挙区制が自民党にとって逆に不利になる可能性もあります。
 以前のように嘆かなくてもよい選挙。しかも、野党共闘は、安保法制廃止・立憲主義回復にとどまらず、経済問題も含めた20数項目の共通政策を掲げて進化しています。「日本共産党の躍進でこそ、野党共闘はさらに発展する」「政治は変えられる」と、楽しく、明るく、堂々と訴えていきます。
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