日本共産党京都府委員会

戦争する国づくりよりまず、暮らし。

京都市が18歳・22歳の若者の個人情報を宛名シールにして自衛隊に提供することを計画。個人情報を守るはずの市がなぜ、プライバシー流出を…。背景には、日本を「戦争する国」につくり変える大じかけが。

狙いは「戦争する」日本

自衛官募集へ「名簿出せ!」「戦争協力」強いる首相

安倍首相は国会で「6割以上の自治体が募集の強力を拒否しているため、憲法に自衛隊を明記する」と語りました。自治体に若者の名簿を強制的に差し出させ、若者を戦争にかり出すことを狙っています。改憲の真の目的が、「戦争する国づくり」とのホンネを示したものです。

宛名シールにしてまで提供するのは全国で4自治体だけ(2月現在)。市議会では、くり返し自民党議員が募集への協力を求めてきました。

市民の怒りと議会論戦が京都市を追い詰める

市民から「個人情報を勝手に使うな」「戦争協力反対」との批判が殺到。日本共産党も、戦争協力反対、プライバシー守れと撤回を要求しています。まだ、京都市に提供させていません(3月20日現在)。そして「提供停止」を要請した人を宛名シールから外しました。

戦争する国づくりより、個人が尊重される京都に。

「専守防衛」どこに?

米軍レーダー基地(丹後半島)

米軍関係者の交通事故1年以上公表なし 米軍関係者の交通事故が頻発。事故の状況は「すみやかに連絡する」との約束が、昨年2月以降報告されていません。共産党の追及に、知事も「遺憾」と答弁せざるをえない事態です。

「敵地」強襲 米軍と共同訓練(福知山駐屯地)

福知山駐屯地の自衛隊部隊がオスプレイに乗り込み、米海兵隊とともに敵陣地への侵入作戦を訓練(2月、滋賀県饗庭野演習場)。 「専守防衛」を投げ捨て、米軍とともに「海外で戦争する」自衛隊へのつくり変えが進められています。

改憲派を少数へ!日本共産党の議席が必要です

憲法9条に自衛隊を明記する安倍改憲。海外での武力行使が無制限になり、災害時に汗を流す自衛隊員の命も危険にさらされます。日本共産党は「安倍9条改憲NO!」の「3000万人署名」にとりくみ、改憲ストップへ全力を尽くします。

改憲NOの署名をする